テーマパークダンサーになるまでのステップ
オーディションに合格して、テーマパークダンサーへ
まず働きたいテーマパークが行っているオーディションに応募して、合格しなければなりません。 キャストには高い運動神経と精神的タフさが求められています。 ダンスの技術は高いほど有利で大きい役に抜擢される可能性が高まります。 クラシックバレエ、ジャズダンスなどでダンスの基本を身体にたたき込んで、テーマパークが求めるキャラクターを演じなければなりません。 募集は随時ホームページなどで行われるので、頻繁にチェックしておきましょう。 キャストのキャラクターは勤務するテーマパークによって大きく変わり、そのキャラクターになりきれないと採用されません。 例えば女王を募集しているのに、赤ずきんちゃんのような雰囲気では不適とされるでしょう。 何を求められているか、その求められているキャラクターに化けられるかがキャストの力の見せ所です。
「ディズニーランド」のキャストは憧れの的
テーマパークダンサーを目指す人の中でも、ディズニーランドのキャストは花形で超難関になっています。 有名な劇団に所属していたようなミュージカル経験のあるセミプロの応募も多く、その中で個性を放って採用されるには相当スキルを磨かなければなりません。 オーディションは1年に1回しか行われないので、その日に合わせて体調など調整しましょう。 ちなみにある年の応募条件は18歳以上となっています。 まず書類審査のために書類を送り、ある程度の人数へ絞られます。 1次審査は東京、大阪のオーディション会場で、ダンスの審査が行われます。 合格者は2次審査として、さらにダンス審査が行われて、体力測定も実施されます。 最終審査は面接となり、合格すると晴れてキャストとしてデビューです。 ダンスの課題はクラシックバレエ、ジャズダンス、ヒップホップなどを見られます。
狭き門のキャストに合格するのはどんな人?
今までの合格者の経歴では、バックダンサー、ミュージカル経験のある人が有利です。 見せるためのダンスを行ってきた人には、ショーに対するノウハウを教えなくても良く、掴みが早いからです。 そのため未経験者が合格するのはかなり難しいです。 通っているダンススクールで優秀な成績を残していても、有名な賞などを獲っていないとアピールポイントになりません。 ダンスの実技で抜きん出る必要があり、どうしてもディズニーランドのキャストになりたいという熱意が必要です。