テーマパークダンサーの年収って？
会社と契約を結んで働く
ほとんどのキャストはテーマパークを経営する会社と契約して働いています。 雇用形態は色々ですが、月給制、または時給制で、特別なアクロバットのようなスキルを持っている人に対しては1回のショー毎の契約となる場合もあります。 また数は少ないですが、プロダクションに所属して、プロダクションからの要請でテーマパークダンサーとして働くこともあります。 一緒に同じステージでパフォーマンスをするキャスト達は、色々な働き方をしています。 特殊技能を持つ人はプロダクションに所属している人が多く、テーマパーク側から、 「アクロバット的なことができる人に来て欲しい。」と要請を受けて契約を結びます。 またステージ毎にギャラを得ることもあります。 金額は内容やキャストのスキルによって変わりますが、1ステージこなして3万円程度が平均と言われています。 バックダンサーは日給制が多く6,000～10,000程度の平均です。
体力と神経を使う割に、収入はあまり高くない
テーマパークダンサーは日々ダンスの練習をして、体調管理に努めています。 何があってもゲストの前では、いつも素晴らしい笑顔で演じなければなりません。 常にケガの危険もつきまとうので、ダンスの練習や体調管理に手抜きが許されない仕事です。 暑い夏でも厚いマントを来て激しいパフォーマンスを行ったり、雪が降っていても薄いドレス一枚でキャラクターになりきらなくてはならない過酷さがあります。 しかし全てのキャストがゲストの「夢を守るため」に働いています。 収入は二の次でゲストのために演じるプロ意識が高い人に向いている仕事でしょう。
常にダンスのレベルを保って表現力を上げる
キャストを務めるにはダンスの練習が欠かせません。 ゲストの前でパフォーマンスを行うため、自宅で自主的に柔軟体操などは行いますが、プロの先生に習っている人が多いです。 収入が多くないけれどダンスレッスンにはお金をかけたいので、質素な暮らしをしている人が多いです。 将来ダンスのスキルを活かして仕事に結びつくには、さらに専門的なスキルが必要になって来ます。 ゲストに夢を与えながら自分自身も夢を追う仕事と言えるでしょう。 キャストの仕事は数十年など長く続けにくいので、後の仕事も考えておきましょう。 キャストとして活躍したキャリアを活かして、独立してジャズダンススクールを開いたり、他のスクールに講師として勤務する道も選べます。